2004年4月〜6月

そして、ここにはザリガニなんていないということを知るや否や、僕は、便器自体に対する興味をすっかりなくしてしまい「もう僕には便器なんて必要ない」という言葉を、毛筆でわら半紙に書きなぐったのちに勢いよく部屋を飛び出しました。

2004年6月〜7月

僕がいた世界は、どんどん遠く小さくなっていきました。それで最後にはひとつの点になりました。可愛い点になりました。それは良く見ると小さな羽虫で、ひゅんひゅんと僕の顔のまわりを飛んでいました。僕はなんだか面白くなってきたのでウンコを漏らしながら虫の後を追いかけて走っていきました。

2004年7月〜10月

何番を押すと豚が沢山出てくるのかも忘れた。 何回槍で貫かれたか忘れた。何の成分が含まれてるかも忘れた。女の格好が似合うかどうかも忘れたし、速ければ速いほど偉いかどうかも忘れた。何杯汁を飲めば許してもらえるのか忘れた。 すべて忘れてく樹脂の脳に、剥がしたシールの跡みたいにへばりついた四角い残像だけが、いつまでも消えずにある。

2004年10月〜11月

ふと会社を辞めた日の彼女の後姿を思い出し、その後姿に自分の未来を垣間見た気がして怖くなった。 だから私は汚れたシール跡に上に、真新しいシールを貼った。夏に友達と行った江ノ島水族館で買ったイルカの絵のシールを。

2004年11月〜12月

こいつについて行けば、けっこうイイ所まで行けんじゃないのか。美味いもん食って、イイ車乗って、イイ石拾って、イイパン投げて、みたいな暮らしができるんじゃないか。そんな気がする。

2004年12月-1

14時半頃、電話っぽいものがあったので、バイト先の偉い人(スーパーバイザー)に電話して「速そうな馬の置物があったんですけど、どうすれば良いでしょうか?」と指示を仰ぐが電話がバイト先に繋がらずパニック状態に。

2004年12月-2

何にせよ石やサーバー等を探しているような場合じゃないのだ。来年で僕は28歳になる。犬ならとっくにバイクにはねられて死んでいる年齢だ。でも僕はまだ生きている。なぜか。それは僕が犬じゃないからだ。勿論バイクでもないからだ。 犬以上バイク以下の存在だからだ。それが今の僕だ。 19時30分。上空にサーバーらしきものを発見。アクセスしてみるが反応なし。

2005年1月〜3月

つまり自分自身、にだけは負けたくないという気持ちがあったのだ。なぜなら『真の敵は自分自身である』と、何か(の表面)に書いてあったのを思い出したからだった。何かの表面に書いてあることは必ず実行しなくてはならないのである。

2005年3月〜4月

長城を越え、黄河を下り、乾かしてください!っつって頭を下げるべきなんだ。でもその頃にはとっくに頭が乾いているから、濡れてねえじゃねえか、って怒られて青龍刀で真っ二つにされる。で、中から”本当の自分”が出てきてエンドロール。そろそろ家出ないと。

2005年4月〜6月

自分の膝、肩、頭の上にも石を置く。石の上にも石を置く。石の上の石の上にも石を置く。 そうして世界のあらゆるものの上に石を置いて、世界のあらゆるものがめくれないように注意することこそが、ピクニックなのだ。

2005年5月〜8月 (俺のiPodshuffle)

2005年6月〜9月

もし、「蛤」+「蛤」のペアでもオッケーなら、俺、言ってやろうと思うんすよ。応募してみろって。蛤(はまぐり)に。いつまで閉じこもってるつもりなんだって。たまにはその貝殻を出てみろよって。世界はもうとっくに変わり始めているんだって。言ってやろうと思うんすよ。逆さ吊りにされた状態で。

2005年8月〜現在 (2円以上、7円以下。)

2005年9月〜10月

いくら西八王子が田舎だからってそんな高速のオバサンなどいるものか、親父もとうとうボケたかな。手紙に書いてあった内容を思い出し、そんな風に思いながら駅から実家までの道を歩いていたら、本当に何人かのオバサンが連なって私の股の下を通り過ぎて行きました。物凄い速さで。



ツタンカーメン


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